「このニキビ、いつになったら治るんだろう…」「どうして私だけ、こんなに肌が汚いの?」

「このニキビ、いつになったら治るんだろう…」「どうして私だけ、こんなに肌が汚いの?」

2025年9月8日 0 投稿者: かっさん

鏡を見るたびに落ち込み、人に会うことさえ憂鬱になる…。
私も【10年間】、ずっとそんな毎日を送ってきました。

高い化粧品、SNSで話題のケア、良いと言われることはほとんど試したかもしれません。
でも、私の肌は一向に答えてはくれませんでした。

しかし、そんな何をしてもダメだった私でも、本気で自分の肌と向き合うことで、少しずつですが肌を変えることができました。

この記事は、薬機法で定められた「治る」という効果を保証するものではありません。
ただの一個人が、悩み、失敗し、そしてほんの少しだけ前に進めた、泥臭い記録です。

今まさに、出口の見えないトンネルの中で悩んでいるあなたの、何か一つでもヒントになれたら、こんなに嬉しいことはありません。

【失敗の連続】私のニキビ暗黒時代

今思えば、当時の私はニキビに対してあまりに無知で、肌をいじめるようなケアばかりしていました。

高校時代:とにかく洗えば治ると信じていた

おでこや鼻にできた真っ赤なニキビ。原因は「皮脂」と「汚れ」だと信じ込んでいた私は、

  • 洗浄力の強いスクラブ洗顔料で、1日に何度もゴシゴシ洗う
  • さっぱり系の化粧水だけつけて、乳液やクリームはベタつくから使わない
  • あぶらとり紙で、常にサラサラになるまで皮脂を取る

といったケアに励んでいました。
結果は…悪化の一途。肌は乾燥してつっぱり、赤みはどんどん広がり、まさに悪循環でした。

大学・社会人時代:迷走のコスメジプシー期

環境が変わり、ストレスや不規則な生活が始まると、今度はあごや口周りに、しつこい「大人ニキビ」が繰り返しできるようになりました。

「なんとかしなきゃ!」と焦った私は、

  • 「ニキビに効く」と謳う高価なデパコスに手を出す
  • SNSでインフルエンサーが紹介した商品をすぐにポチる
  • 毎朝、ニキビを隠すためにコンシーラーとファンデーションを厚塗りする

という「コスメジプシー」状態に。もちろん肌は改善せず、お給料はコスメ代に消え、精神的にもどんどん追い詰められていきました。

【転機】私がニキビと本気で向き合うと決めた日

そんな暗黒時代を過ごしていた私に、転機が訪れます。
それは、【友人と旅行に行った時の、一枚の写真】でした。

楽しそうな笑顔の中、私だけが顔中のニキビと、それを隠す厚いファンデーションで、肌がボコボコに見えたのです。
ショックでした。そして、心の底から思いました。

「もう、やみくもに試すのはやめよう。一度ちゃんと、自分の肌と原因を知ることから始めよう」と。

【改善への道】私が実際にやって効果があったことリスト

そこから私は、派手なケアをやめ、一つひとつ基本に立ち返ることにしました。遠回りに見えて、それが一番の近道でした。

1. 皮膚科を受診した

まず最初にしたことです。「自己流は限界だ」と認め、専門家の力を借りました。
そこで【私のニキビの原因は、乾燥によるバリア機能の低下とホルモンバランスの乱れ】だと診断され、【保湿剤とビタミン剤、炎症を抑える塗り薬】を処方されました。医師の指導のもとで薬を使う安心感と、自分の肌質を客観的に知れたことが、大きな一歩でした。

2. スキンケアを「守り」に変えた

「殺菌」「洗浄」といった”攻め”のケアから、「保湿」「低刺激」という”守り”のケアに180度切り替えました。

  • 洗顔料は、洗浄力のマイルドなアミノ酸系に。
  • セラミド配合の高保湿な化粧水と乳液で、徹底的に保湿。
  • 日焼け止めはノンコメドジェニックテスト済みのものを毎日欠かさず塗る。

たったこれだけです。でも、これを続けることで、肌の赤みが少しずつ落ち着いていきました。

3. 食生活を「ゆるく」見直した

ストイックにやると続かないので、「ゆるく」をモットーに始めました。

  • 毎日食べていたお菓子や菓子パンを、週2回の楽しみに変えた。
  • ジュースの代わりに、水を1日1.5L飲むことを意識した。
  • 発酵食品(納豆、ヨーグルト、味噌汁)を1日1回は摂るようにした。

腸内環境が整ったのか、新しいニキビができにくくなった実感があります。

4. 「肌日記」をつけた

簡単なアプリやノートに、その日の肌の状態、食べたもの、睡眠時間、生理周期などを記録しました。これを続けると、「寝不足の翌日は、必ずあごにニキビができるな」といった、自分の肌の傾向が客観的にわかるようになり、事前に対策が立てやすくなりました。

最後に、今ニキビに悩むあなたへ

これらのことを地道に続けて、【約1年】が経った今。正直、モデルさんのようなツルツルの肌にはなれていません。少しのニキビ跡も残っています。

でも、新しいニキビがほとんどできなくなり、ファンデーションを厚塗りしなくても、外出できる日が増えました。
何より、鏡を見ることや、人に会うことが怖くなくなった。それが私にとって、一番大きな変化です。

もしあなたが今、過去の私と同じように悩んでいるなら、これだけは伝えたいです。

肌は、正直です。
あなたが真摯に向き合えば、
時間はかかっても、必ず応えてくれます。

周りと比べなくて大丈夫。昨日の自分より、ほんの少しでも良くなっていれば、それは大きな一歩です。

この体験談が、あなたの長いトンネルの出口を照らす、小さな光になれたら本当に嬉しいです。

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