【私のシワ克服記】おでこ・目元・ほうれい線…「もう消えない」と絶望した私がハリを取り戻すまで

【私のシワ克服記】おでこ・目元・ほうれい線…「もう消えない」と絶望した私がハリを取り戻すまで

2025年9月11日 0 投稿者: かっさん

「電車の窓に映った自分、すごく疲れてる…」

35歳を過ぎたある日、ふと見た自分の顔に愕然としました。
笑っていなくても刻まれたままの目尻のシワ。考え事をすると深く寄るおでこの横ジワ。そして、何より私を老けて見せていた、くっきりと入ったほうれい線

高級なエイジングケア化粧品を買い漁り、ネットで見たマッサージを必死に試す日々。でも、シワは薄くなるどころか、日に日に深く、そして増えていくようでした。

これは、そんな私が数々の痛い失敗を経て、ようやくシワとの正しい向き合い方を見つけ、肌に自信を取り戻すまでの、決して綺麗事だけではないリアルな道のりの物語です。

第1章:シワを憎むあまり…私が犯した「肌いじめ」の数々

今思えば、当時の私は「シワを消す」というより「肌をいじめる」ことに必死でした。とにかく焦っていたのです。

失敗談①:「効きそう」を全部乗せ!高濃度成分で肌がボロボロに

「レチノールが良い」「ビタミンCも効く」「ペプチドも…」と、とにかく効果がありそうな成分を全部試したくて、高濃度の美容液を何種類も重ね付け。結果、肌は刺激に耐えきれず、赤みや皮むけがひどくなり、乾燥で余計に小ジワが目立つという最悪の事態に。肌の土台が弱っているのに、攻めのケアばかりしていたのです。

失敗談②:強引すぎるリフトアップマッサージ

「ほうれい線を消したい!」その一心で、動画サイトで見た「引き上げマッサージ」を毎日全力でやっていました。肌が赤くなるほど強く擦り上げ、「効いてる証拠」なんて思っていたのです。しかし、過度な摩擦は肌のハリを支えるコラーゲンを傷つけ、たるみを助長するだけでした。良かれと思ってやっていたことが、ほうれい線を深くする手伝いをしていたなんて、本当にショックでした。

失敗談③:保湿を軽視し、日焼け止めは夏だけ

シワ対策=「美容液」だと思い込み、化粧水や乳液といった基本的な保湿を軽視していました。さらに、日焼け止めは夏や外出するときだけ。曇りの日や室内では不要だと思っていました。この「保湿不足」と「紫外線ダメージ」こそが、私の肌からハリと潤いを奪っていた最大の原因だったのです。

努力がすべて裏目に出て、私のシワはもう美容医療でしか消せない、と本気で落ち込みました。

第2章:転機と気づき ~シワは「消す」のではなく「育てる」もの~

途方に暮れていた時、エステティシャンの友人に肌を見てもらう機会がありました。彼女は私の肌を触るなり、こう言ったのです。

「シワを消そうとして、肌がカラカラに疲れ切っちゃってるね。シワケアって、シワを消すんじゃなくて、シワのできにくいふっくらした肌を『育ててあげる』ことなんだよ。まずは、このお疲れ肌を元気にすることから始めないと」

衝撃でした。私はシワを「消すべき敵」としか見ていなかったのです。
そこから私は、攻めのケアを一切やめ、「肌本来のハリと潤いを育てる」という守りのケアへと、180度方針を転換しました。

第3章:私がたどり着いた「肌を育てる」ための道のり

私が実践したのは、基本的なケアを、肌をいたわる方法に変えただけです。

Step1:【土台作り】徹底した保湿と摩擦レス
まず、美容液を一旦すべてやめ、セラミド配合の高保湿化粧水と、油分をしっかり補うクリームだけのシンプルケアに。何より「擦らない」を徹底。クレンジングも洗顔も、スキンケアを塗る時も、羽で触れるような優しさで行いました。

Step2:【成分の厳選】肌の様子を見ながら、必要な成分を一つずつ
肌の調子が安定してきたところで、エイジングケア成分を慎重にプラス。私が効果を感じたのはこの2つです。

  • ナイアシンアミド:刺激が少なく、保湿もシワ改善も叶えてくれる万能成分。これを基本の美容液に。
  • レチノール:最初は週2回の夜だけ、目元とほうれい線に米粒大を塗ることからスタート。少しずつ慣らし、肌のハリが育っていくのを実感しました。

Step3:【守りの徹底】365日、絶対に欠かさない紫外線対策
肌のハリを破壊する最大の敵、紫外線から肌を守るため、日焼け止めを「スキンケアの最後のクリーム」と位置付け、毎日欠かさず塗るように。塗り心地の良いものを選んだのが、継続できた秘訣です。

最終章:そして、私は年齢を重ねるのが怖くなくなった

この生活を始めて1年が過ぎた頃、ふと鏡を見て驚きました。
深く刻まれていたおでこのシワはふっくらと浅くなり、笑っても目尻のシワが以前ほど気にならない。何より、夕方になってもほうれい線がくっきりしていないのです。

もちろん、シワが完全に消えたわけではありません。でも、もう悩んでいません。なぜなら、今の私には「どうすれば肌が喜ぶか」を知っているという自信があるからです。

もしあなたが今、過去の私のように鏡の前で絶望しているなら、伝えたいです。
シワは、あなたが戦うべき敵ではありません。

まずは、頑張りすぎている自分と肌を、優しく労ってあげることから始めてみてください。
肌を育てる楽しさに気づけた時、きっと年齢を重ねるのが少し楽しみになるはずです。

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