【私のシミ克服記】そばかす・肝斑・老人性色素斑…地獄の三重苦を乗り越えた全記録

【私のシミ克服記】そばかす・肝斑・老人性色素斑…地獄の三重苦を乗り越えた全記録

2025年9月10日 0 投稿者: かっさん

「どうせ今日も、このシミは消えないんだろうな…」

数年前まで、私は毎朝、鏡を見るたびに深いため息をついていました。
幼い頃からのそばかす。30代になって突如現れたもやもやとした肝斑。そして、いつの間にか増えていた輪郭がはっきりした老人性色素斑(いわゆる一般的なシミ)。

まさに、シミ悩みのフルコース。
高価な美白化粧品も、SNSで話題の美容法も、私の肌の上では何の効果もありませんでした。むしろ、やればやるほど悪化していくような気さえしていました。

これは、そんな私が数々の失敗を経て、ようやく自分のシミと向き合い、肌に自信を取り戻すまでの、決して綺麗事だけではないリアルな道のりの物語です。

第1章:シミをいじめるのが「ケア」だった頃 ~私の失敗談~

今思えば、当時の私はシミを消すことに必死すぎて、「肌をいじめている」状態でした。とにかく「濃いシミを薄くする」ことしか頭になかったのです。

失敗談①:摩擦しまくり!強引なクレンジングと洗顔

シミを「汚れ」だと勘違いし、ゴシゴシと力を入れてクレンジングや洗顔をしていました。特にファンデーションで隠しきれない頬のシミを擦ることで、肝斑が余計に濃くなってしまったのです。摩擦が肌に炎症を起こし、メラニン生成を加速させていたなんて、当時の私は知りませんでした。

失敗談②:高濃度ビタミンCに全賭け!刺激で肌荒れ

美白成分といえばビタミンC!と信じ込み、刺激の強い高濃度ビタミンC美容液をいきなり使い始めました。しかし、敏感肌だった私の肌には強すぎたようで、赤みやかゆみが出てしまい、炎症後色素沈着という新たなシミまで作ってしまう結果に…。肌のバリア機能も低下し、トラブルの絶えない肌になってしまいました。

失敗談③:自己判断による「なんちゃってシミ診断」

自分のシミは全部「紫外線によるもの」だと決めつけ、レーザー治療ができるクリニックを探していました。しかし、カウンセリングで「これは肝斑も混ざっていますね。レーザーを当てると悪化する可能性があります」と言われ愕然。自己判断の怖さを思い知りました。

努力がすべて裏目に出て、私の肌はもう手の施しようがない、と本気で落ち込みました。

第2章:転機と気づき ~シミは肌からのSOSだった~

クリニックで「肝斑」の存在を知り、これまでしていたケアがいかに肌に負担をかけていたかを理解しました。
そこで私は、シミを「憎むべき敵」ではなく、「肌からのSOS」として受け止めることにしました。

シミケアの専門家から学んだのは、「肌を刺激せず、優しく、そして根本から整える」という真理。ここから私のシミとの向き合い方は180度変わっていったのです。

第3章:私がたどり着いた「シミと和解する」ための道のり

私が実践したのは、特別な高級化粧品を使うことではありません。基本的なケアを、肌をいたわる方法に変えただけです。

Step1:【落とす】徹底的な「摩擦レス」洗顔
クレンジングは厚みのあるクリームタイプ、洗顔は濃密な泡洗顔に切り替え、指が直接肌に触れない「ノー摩擦」を徹底。熱いお湯ではなくぬるま湯で優しくすすぎ、タオルも押さえるように水分を吸収するだけにしました。

Step2:【与える】「肌育」を意識した保湿&美白
刺激の強い高濃度ビタミンCはやめ、穏やかに効く美白成分(トラネキサム酸、4MSKなど)配合の美容液にチェンジ。さらに、肌のバリア機能を高めるセラミドや、ターンオーバーを促すナイアシンアミド配合の化粧水と乳液をたっぷりと使いました。

Step3:【守る】365日「徹底的な紫外線対策」
外出時はもちろん、家の中でも窓際にいる時は日焼け止めを塗るようになりました。帽子、日傘、サングラスも活用し、物理的に紫外線をブロック。これが一番、肌の透明感に変化をもたらしたと思います。

Step4:【内側から】「バランス」を意識した生活習慣
食事は抗酸化作用の高い野菜や果物を積極的に摂り、良質なタンパク質を意識しました。ストレスを溜めないよう、アロマや軽い運動でリラックスする時間も設け、睡眠時間もしっかり確保。内側からのケアが、肌全体の底上げにつながると実感しました。

最終章:そして、私は自分の肌を好きになれた

この生活を始めて1年が過ぎた頃、ふと鏡を見て驚きました。
あれだけ悩んでいたそばかすや老人性色素斑は薄くなり、もやもやしていた肝斑も気にならないレベルになっていたのです。

もちろん、シミが完全に消えたわけではありません。でも、もう悩んでいません。なぜなら、今の私には「どうすれば肌が喜ぶか」を知っているという自信があるからです。

もしあなたが今、過去の私のように鏡の前で絶望しているなら、伝えたいです。
あなたのシミは、あなたを苦しめるものではありません。肌からのメッセージです。

戦うのをやめて、肌の声を聞いてみてください。
「何をしたら嬉しい?」「何が嫌だった?」と。その対話から、あなたのシミ克服の道はきっと拓けるはずです。

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