【乾燥肌・インナードライ】そのカサつき、どっちのタイプ?原因と見分け方を徹底解説

【乾燥肌・インナードライ】そのカサつき、どっちのタイプ?原因と見分け方を徹底解説

2025年9月18日 0 投稿者: かっさん

「しっかり保湿しているはずなのに、肌がつっぱる…」
「カサカサするのに、Tゾーンはテカる…これってどっち?」

肌の乾燥に悩む方は多いですが、その「乾燥」には大きく分けて2つのタイプがあることをご存知でしょうか。
それは、水分も油分も不足している「乾燥肌」と、水分は不足しているのに皮脂は過剰な「インナードライ肌」です。

この2つは似ているようで、原因も効果的なケア方法も全く異なります。自分の肌がどちらのタイプなのかを正しく理解することが、うるおいのある健やかな肌への第一歩です。

この記事では、「乾燥肌」と「インナードライ肌」それぞれの原因と特徴、そして簡単な見分け方を徹底解説します。

「乾燥肌」と「インナードライ肌」の違いとは?

まずは、2つの肌タイプの根本的な違いを知りましょう。

① 乾燥肌:水分も油分も不足している状態

  • 肌の状態: 肌の水分を保つ力(水分保持能)が低く、皮脂の分泌量も少ないため、肌全体が乾燥している状態です。肌を守るバリア機能が低下しがちです。
  • 見た目の特徴:
    • 肌全体がカサカサ、粉をふくこともある。
    • キメが細かく、毛穴は目立ちにくい。
    • 目元や口元に小ジワができやすい。
    • ツヤがなく、しぼんだような印象。
  • 主な原因:
    1. 遺伝的要因:生まれつき皮脂腺の働きが穏やか。
    2. 加齢:年齢とともに、皮脂やセラミドなどの保湿成分が減少する。
    3. 間違ったスキンケア:洗浄力の強すぎるクレンジングや洗顔料で、必要な皮脂まで奪っている。
    4. 環境要因:エアコンや外気の乾燥、紫外線ダメージなど。
  • 見分け方のポイント: 洗顔後、顔全体がつっぱり、時間が経ってもTゾーンがあまりテカらない。

② インナードライ肌:水分が不足し、油分は過剰な状態

混合肌と混同されやすいですが、根本は「乾燥」にあります。

  • 肌の状態: 肌の内部(角質層)は水分不足で乾燥しているのに、それ以上の水分蒸発を防ごうと、肌が防御反応で皮脂を過剰に分泌している状態です。
  • 見た目の特徴:
    • Tゾーン(おでこ・鼻)はテカるのに、頬や口元はカサつく。
    • 肌の表面はベタつくのに、内側はつっぱる感じがする。
    • キメが乱れており、毛穴の開きが目立ちやすい。
    • メイクが崩れやすい。
  • 主な原因:
    1. 保湿不足「自分は脂性肌だ」と勘違いし、保湿を怠ることが最大の原因。
    2. 間違ったスキンケア:テカリが気になり、洗浄力の強い洗顔料やあぶらとり紙を使いすぎ、肌の乾燥を助長している。
    3. 生活習慣の乱れ:睡眠不足やストレス、不規則な食生活は、肌の保水力やバリア機能を低下させる。
    4. 紫外線ダメージ:紫外線は肌のバリア機能を壊し、乾燥しやすい肌状態を作る。
  • 見分け方のポイント: 洗顔後、肌はつっぱるのに、しばらくするとTゾーンからテカってくる。

ひと目でわかる!「乾燥肌」と「インナードライ肌」比較表

ご自身の肌がどちらに近いか、下の表で最終チェックしてみましょう。

項目乾燥肌インナードライ肌
水分量少ない少ない
皮脂量少ない多い
肌の感触全体的にカサカサ・つっぱる表面はベタつくが、内側はつっぱる
毛穴小さく目立ちにくい皮脂で開きやすい
主な悩み小ジワ、粉ふきテカリ、メイク崩れ、ニキビ

まとめ:正しい肌タイプ理解が、美肌への最短ルート

乾燥肌に必要なのは「水分と油分の両方を補うケア」、インナードライ肌に必要なのは「とにかく水分を徹底的に補給し、油分は控えめにするケア」です。

このように、原因と対策は全く異なります。自分の肌質を正しく見極めることが、スキンケア迷子から抜け出し、効果を実感するための最も重要な鍵となります。

まずはご自身の肌をじっくり観察し、どちらのタイプに近いかを知ることから始めてみてください。

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