【テカリ・脂性肌】もうあぶらとり紙は卒業!タイプ別「皮脂コントロール」セルフケア完全ガイド

【テカリ・脂性肌】もうあぶらとり紙は卒業!タイプ別「皮脂コントロール」セルフケア完全ガイド

2025年9月15日 0 投稿者: かっさん

「自分のテカリの原因タイプは分かったけど、具体的にどんなケアをすればいいの?」
「ベタつくからといって、保湿しないのは間違い…?」

テカリや脂性肌のケアで最も大切なのは、闇雲に皮脂を取り除くことではありません。
自分の肌タイプに合わせて、水分と油分のバランスを整えることが、テカリにくい健やかな肌への一番の近道です。

この記事では、前回解説した4つのテカリ・脂性肌タイプ別に、今日から実践できる具体的なセルフケア方法を徹底解説します。

あなたの肌質に合った正しいケアで、不快なベタつきやテカリから卒業しましょう。

あなたのテカリタイプ別「最適セルフケア」

① 生まれつきの脂性肌(遺伝的オイリー肌)さん向けケア

【ケアのポイント】過剰な皮脂をコントロールしつつ、必要な潤いは奪わないケアが鍵。

  • クレンジング・洗顔:余分な皮脂や角質をすっきり落とす、オイルクレンジングや酵素洗顔、クレイ配合の洗顔料などがおすすめです。ただし、洗いすぎは禁物。洗顔は1日2回までと心得ましょう。
  • 保湿皮脂の分泌を抑制する効果のある成分(ビタミンC誘導体、ナイアシンアミドなど)が配合された化粧水や美容液を選びましょう。保湿剤は、油分の少ないジェルタイプやさっぱり系の乳液で、軽めに仕上げるのが快適です。
  • プラスαのケア:週に1〜2回、皮脂吸着効果のあるクレイパックを取り入れると、毛穴の詰まりや黒ずみ予防にも繋がります。

② インナードライ肌(乾燥性脂性肌)さん向けケア

【ケアのポイント】テカリケアで最も重要な「徹底保湿」!肌内部を水分で満たし、過剰な皮脂分泌を鎮めます。

  • クレンジング・洗顔:洗浄力がマイルドで、保湿成分が配合されたミルククレンジングやアミノ酸系の洗顔料を選び、肌の潤いを奪わないように優しく洗いましょう。
  • 保湿「とにかく水分を入れ込む」ことを意識してください。保湿力の高い化粧水(セラミド、ヒアルロン酸配合など)を、肌がひんやりするまで数回に分けて重ね付け(ハンドプレス)します。その後、必ずジェルクリームや乳液で水分が逃げないようにフタをしましょう。
  • NG行動:あぶらとり紙の使いすぎは禁物。皮脂を取りすぎると、さらに乾燥が進み、テカリが悪化します。テカリが気になる場合は、ティッシュで軽く押さえる程度にしましょう。

③ 生活習慣の乱れによるオイリー肌さん向けケア

【ケアのポイント】スキンケアと同時に、体の内側からホルモンバランスや生活リズムを整えることが最重要です。

  • スキンケア:肌が揺らぎがちなので、刺激の少ない敏感肌向けのスキンケアを基本にしましょう。皮脂のバランスを整えるビタミンB群が配合された化粧品もおすすめです。
  • 食生活の改善脂質や糖質の多い食事(揚げ物、スナック菓子、スイーツなど)は控えめに。皮脂の分泌をコントロールするビタミンB2(レバー、卵、納豆など)やビタミンB6(マグロ、カツオ、バナナなど)を積極的に摂取しましょう。
  • 生活習慣:最低でも6時間以上の質の良い睡眠を心がけ、ストレスを溜めないように適度な運動やリラックスできる時間を作りましょう。

④ 間違ったスキンケアによるオイリー肌さん向けケア

【ケアのポイント】まず「やりすぎケア」をやめること。そして、壊れてしまった肌のバリア機能を立て直す守りのケアに切り替えます。

  • 「やめる」ケア洗浄力の強い洗顔料、ゴシゴシ洗い、1日3回以上の洗顔、あぶらとり紙の乱用、保湿剤を使わない…これらのNG行動を今すぐやめましょう。
  • 「育てる」ケア:肌のバリア機能をサポートする、セラミドなどの保湿成分が配合された、敏感肌向けのスキンケアに切り替えましょう。化粧水、乳液(またはクリーム)を使ったシンプルな保湿ケアを続け、肌が本来持つ潤う力を取り戻すのを待ちます。
  • ポイント:肌の状態が安定するまで、ピーリングやスクラブなどの攻めのケアは一旦お休みしてください。

まとめ:テカリを制する者は「水分と油分のバランス」を制する

テカリ・脂性肌のケアは、皮脂を敵視するのではなく、肌にとって必要な「味方」として、上手に付き合っていくことが大切です。

<テカリタイプ別ケアの合言葉>

  • 🌿 遺伝的オイリー肌 → 皮脂を「抑え」、潤いは「守る」!
  • 💧 インナードライ肌 → とにかく「水分補給」!
  • 🥗 生活習慣の乱れ → 「内外美容」で整える!
  • 🛡️ 間違ったスキンケア → 「やりすぎ」をやめて肌を「育てる」!

ご自身の肌タイプに合った正しいケアを続けることで、テカリやベタつきに悩まされない、快適で健やかな肌を目指しましょう。

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