【テカリ・脂性肌】それ逆効果!良かれと思ってやってる「テカリ加速」NG習慣5選

【テカリ・脂性肌】それ逆効果!良かれと思ってやってる「テカリ加速」NG習慣5選

2025年9月15日 0 投稿者: かっさん

「あぶらとり紙で皮脂をとっても、すぐにまたテカってくる…」
「しっかり洗顔しているのに、どうしてベタつくの?」

その頑固なテカリやベタつき、もしかしたら良かれと思って続けている毎日の習慣が、逆効果になっているのかもしれません。
皮脂をなくすことばかりに躍起になると、肌はかえって皮脂を過剰に分泌させようとする悪循環に陥ってしまうのです。

この記事では、多くの人が無意識のうちにやってしまいがちな、テカリを悪化させるNG習慣を5つ厳選して解説します。ご自身の習慣と照らし合わせながら、今日から改善できるポイントを見つけて、サラサラ快適肌を目指しましょう。

テカリを加速させる5つのNG習慣と改善策

NG習慣①:1日に何度も洗顔する「洗いすぎ」

テカリが気になるからといって、1日に3回も4回も洗顔していませんか?洗顔のしすぎは、肌に必要な潤いや皮脂膜まで根こそぎ洗い流してしまいます。すると、肌は「潤いが足りない!」と危険を察知し、自らを守るために余計に皮脂を分泌させてしまうのです。これが、洗えば洗うほどテカる悪循環の正体です。

【正しい改善策】

洗顔は、朝と夜の2回までと心得ましょう。日中のテカリが気になる場合は、洗顔ではなく、ティッシュで優しく皮脂を押さえるか、保湿ミストを吹きかけて潤いを補給するのが正解です。

NG習慣②:ベタつくからと「保湿をしない」

「ただでさえオイリーなのに、乳液やクリームなんてとんでもない!」と思っていませんか?これは、テカリ・脂性肌さんが犯しがちな最大の過ちです。保湿不足で肌内部が乾燥すると、肌は潤いを補おうとして皮脂を過剰に分泌します。これが「インナードライ」によるテカリです。

【正しい改善策】

脂性肌さんこそ、保湿は必須です。化粧水でたっぷりと水分を与えた後、必ず油分の少ないジェルタイプの乳液やクリームでフタをして、水分が蒸発しないようにしましょう。「肌が潤っている」と実感させることで、過剰な皮脂分泌は自然と落ち着いてきます。

NG習慣③:あぶらとり紙でゴシゴシ「皮脂の取りすぎ」

テカリを見つけるたびに、あぶらとり紙で皮脂を根こそぎ取っていませんか?必要な皮脂まで取り去ってしまうと、肌は「皮脂が足りない!」と勘違いし、さらに皮脂を分泌しようと頑張ってしまいます。また、紙でゴシゴシ擦る行為は、肌への刺激となり、毛穴の開きや肌荒れの原因にもなります。

【正しい改善策】

あぶらとり紙の使用は、1日に1〜2回程度に留めましょう。使う際は、擦らずに、テカリが気になる部分に優しく「押さえる」ように使います。ティッシュオフでも十分代用できます。

NG習慣④:洗浄力の強いクレンジング・洗顔料を愛用

「オイルクレンジングはベタつくから苦手」「さっぱり、キュッキュッとする洗い上がりが好き」という理由で、洗浄力の強いアイテムを選んでいませんか?必要な潤いまで奪う強力な洗浄剤は、肌のバリア機能を低下させ、乾燥を招き、結果としてインナードライによるテカリを悪化させます。

【正しい改善策】

洗浄力がマイルドで、保湿成分が配合されたものを選びましょう。ミルクタイプやジェルタイプのクレンジング、アミノ酸系の洗顔料などがおすすめです。洗い上がりが「しっとり」するくらいが、肌にとってはベストな状態です。

NG習慣⑤:熱いお湯での「すすぎ洗い」

シャワーを浴びるついでに、熱いお湯で顔を洗い流していませんか?熱いお湯は、肌の保湿に必要な皮脂や、角質層の保湿成分(セラミドなど)を溶かし出してしまいます。これにより肌は乾燥し、バリア機能が低下。テカリだけでなく、あらゆる肌トラブルの原因となります。

【正しい改善策】

洗顔やすすぎは、必ず「ぬるま湯(32℃前後)」で行いましょう。触れてみて「少し冷たいかな?」と感じるくらいが適温です。シャワーを直接顔に当てるのも、水圧が刺激になるため避けましょう。

まとめ:テカリ対策は「取りすぎない」勇気から

テカリや脂性肌のケアは、皮脂を敵視して取り去るのではなく、肌に必要な潤いをきちんと与えて、皮脂が過剰に出る必要のない肌環境を整えてあげることがゴールです。

<今日からやめるべきことリスト>

  • ✅ 1日3回以上の「洗いすぎ」
  • ✅ ベタつくからこその「保湿しない」選択
  • ✅ あぶらとり紙での「皮脂の取りすぎ」
  • ✅ さっぱりしすぎる「洗浄力の強い」洗顔料
  • ✅ 肌の潤いを奪う「熱いお湯」での洗顔

心当たりがあった項目から、一つでもいいので今日から見直してみてください。
「取りすぎない」勇気を持つことが、テカリに悩まない快適な肌への、何よりの近道になります。

\ 最新情報をチェック /